国土交通省は、改正品確法に基づき、施工時期の平準化率や週休2日対象工事の設定割合などの「新・全国統一指標」の基準値及び目標値を決定し発表しました。また、統一指標に加えて、地域ブロック単位・県域単位での「地域独自指標」も公表されています。
概要は下記の通りです。
【 新・全国統一指標(工事) 】
①地域平準化率(施工時期の平準化)
国等・都道府県・市区町村の発注工事の稼働件数から算出した平準化率
(地域ブロック単位・県域単位で公表)
②週休2日対象工事の実施状況(適正な工期設定)
国等・都道府県・政令市の発注工事に対する週休2日対象工事の設定割合
(地域ブロック単位・県域単位で公表)
③低入札価格調査基準又は最低制限価格の設定状況(ダンピング対策)
都道府県・市区町村の発注工事に対する低入札価格調査基準又は最低制限価格の設定割合
(県域単位で公表)
【 新・全国統一指標(測量、調査及び設計(業務)) 】
①地域平準化率(履行期限の分散)
国等・都道府県・政令市の発注業務の第4四半期履行期限設定割合
(地域ブロック単位・県域単位で公表)
②低入札価格調査基準又は最低制限価格の設定状況(ダンピング対策)
都道府県・政令市の発注業務に対する低入札価格調査基準又は最低制限価格の設定割合
(県域単位で公表)
【 地域独自指標 】
これまでの取組状況を踏まえた指標を地域ごとに設定