お知らせ

第1回東京イミグレーション・フォーラム(2022/3/14)

2022年3月2日及び3日、法務省及び出入国在留管理庁が主催する「第1回東京イミグレーション・フォーラム」が、18か国・地域の入国管理当局の代表(高級実務者)の参加を得て開催されました。
基調報告では、①出入国管理上の危機管理対応、②外国人材の移動に伴う課題及びその対応方策の報告がなされました。

①出入国管理上の危機管理対応
・新型コロナウィルス感染症に伴い、2020年の我が国への新規入国者数が、430万7千人であったこと
・2022年3月1日より、外国人の新規入国については、観光目的を除き受入責任者の管理の下で認めることとし、1日当たりの入国人数については、3,500人から5,000人へと戻し段階的に国際的な人の往来を増やしていくこと など

②外国人材の移動に伴う課題及びその対応方策
・来日外国人数は、2019年に過去最高の3,118万7千人、在留外国人数は、2019年に293万3千人と過去最高を記録していたこと
・在留資格「高度専門職」・・・ポイント制を活用した出入国在留管理上の優遇措置を講じていること
・在留資格「特定技能」・・・新型コロナウィルス感染症の状況も踏まえつつ、国内外における試験の実施場所や実施回数の拡大、送出手続の整備に向けた各国政府への働きかけを行うこと など

閉会時において、今後も同フォーラムを定期的に開催し、来年度中に東京で開催したい旨を述べ、参加者はこれに対する賛意を示しました。