ダブル連結トラックの対象路線の拡充(2022/10/7)
国土交通省は、1台で通常の大型トラック2台分の輸送が可能な「ダブル連結トラック」の通行区間の拡充を予定しています。
国内輸送の約9割をトラック輸送が支えていますが、深刻なドライバー不足が進行しており約4割が50歳以上となっています。
平成31年1月に特殊車両通行許可に関するダブル連結トラックを含むフルトレーラ連結車の車両長の上限を21m から25m に緩和し、新東名高速道路(海老名 JCT~豊田 JCT)を主な通行経路となる区間とし本格導入をスタートしました。また、令和元年8月に、ダブル連結トラックの対象路線として、東北自動車道~九州自動車道(北上江釣子 IC~太宰府 IC)を拡充しました。
今回、以下の道路に通行可能区間が追加される予定です。
山形自動車道 / 磐越自動車道 / 北陸自動車道 / 日本海東北自動車道 / 上信越自動車道 / 関越自動車道 / 常磐自動車道 / 首都圏中央連絡自動車道 / 東京外環自動車道 / 東関東自動車道 / 新空港自動車道 / 京葉道路 / 館山自動車道 / 北関東自動車道 / 中央自動車道 / 長野自動車道 / 東海北陸自動車道 / 東海環状自動車道 / 伊勢自動車道 / 近畿自動車道 / 阪和自動車道 / 神戸淡路鳴門自動車道 / 岡山自動車道 / 瀬戸中央自動車道 / 松山自動車道 / 高松自動車道 / 宮崎自動車道 / 長崎自動車道 / 大分自動車道 / 東九州自動車道
今回の拡充により総距離は、約5,140km(現在:約2,050km)となります。
<今後のスケジュール>
施行:令和4年11月