お知らせ

不法就労等外国人対策の推進 改訂版(2024/5/23)

出入国在留管理庁は「不法就労等外国人対策の推進(改訂)」を策定しました。
本年1月1日現在の不法残留者数は7万9,113人と昨年1月1日現在の不法残留者数に比べ8,622人増加しています。
国内外のブローカーが介在するなどしてその手口も悪質・巧妙化するなど、不法就労等外国人を巡る問題は依然として看過できない状況にあります。

特に近年においては、
・偽変造の在留カード等を行使して就労する事案
・国内外のブローカーが介在するものを含め表面上は正規の在留資格を有するもののその実態は在留資格に応じた活動を行うことなく、専ら単純労働に従事するなど、偽装滞在して就労する事案
・実際には条約上の難民に該当する事情がないにもかかわらず濫用・誤用的に難民認定申請を行い就労する事案
・技能実習生が技能実習先から失踪しSNS等を利用して他所で就労する事案
・留学生が中途退学処分を受けた後も帰国することなく残った在留期間を利用して就労する事案
など、多様化しています。